2007年10月12日金曜日

バイクに乗るポジションについて

バイクに乗るポジションは自由ですが、どんなバイクでも

攻めるときはある程度決まっているところがあります。

ビッグバイクやミニバイクによっても変わり一概には言えませんが、

ある程度共通しているところを挙げていきます。

カーブの直前の直線でのブレーキング。

ここでは今まで上げたスピードを自分の適正なスピードまで落とします。

そこは今まで以上にニーグリップをしてタイヤが直線で滑っても

車体を安定させて垂直を保つためです。その後、コーナリングの体勢に入ります。

スピードがない小さいカーブでは身体をイン側に気持ち寄せ、ハンドルで曲がれますが、

スピードののったカーブは大小問わずそうはいきません。

まず、ステップの足の位置は、バックステップと呼ばれるステップのように

足を後ろ側に持っていきます。バンク角が深いとつま先が地面にあたる可能性もあります。

バックステップでない場合はイン側の方のみステップにつま先だけのせるようにします。

これで倒し込む準備オッケー。

しかし、バイクはそのままの体勢だとなぜか倒れてくれません。

体重を思いっきりイン側に落とし込みます。

体重をと言っても難しいので自分の中心、腰を移動させます。

シートから落ちるくらいに(落ちないように)おしりをずらします。

そして、腕の力は入れません。

ひじがかるく曲がるくらいに自由にします。

腕の力は抜いても手の力は入れて下さいね。

腕の力を抜けと言ってもそんなことは難しいことです。

カーブのアウト側のももでタンクを押しつけて、そこでバイクを操るイメージです。

そうすれば、腕の力は逆にいりません。

そして、ビッグバイクのコースなどで、肩を落として曲がることもありますが、

これは体勢を下げることにも関係します。

体勢は低くする必要があります。

※頭をできるだけ低くします。

運転しづらいですが、上手く曲がる方法に楽をしてはいけません。
※これだけは極める場合のみ。



このようにバイクで攻めるとは、高速コーナーが例に挙げられますが、

小さいカーブがいくつも並ぶ高速コーナーは気合いで、

この体勢を右、左、右、と言った具合に変え、至難の業です。

始めはしっくりこないかも知れませんが、これを身体で覚えれば、

前とは違ったバイクの楽しみが増えると思います。




ここではサーキットの技術に関しては書きませんが、

街中で走る場合は、やっぱこれが大切ですね。

かっこよく走る!

かっこよく走るには、本物の技術も持っていてかっこよく見えることに

つながりますよね。

WARNING!
気温、気圧などでバイクの状態はいつでも同じとは限りません。前できたからと言って、無理な冒険はやめましょう。順番に身体で覚えます。練習をするときは、安全な服装で楽しみましょう。

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